清浄院:今月の言葉

 

他人や世間と比較しない事。比較をすると挫折してしまう事もある。禅(ぜん)の言葉には「莫妄想」という言葉がある。妄想すること莫れ(なか)、という意味になり、この「妄想」とは、禅の世界では、考えや想いに囚われている状態をいう。この「妄想」は執着心とも言い、簡潔に言うと比べることである。美しい物、醜い物、良い物、悪い物。自分の中で勝手に決めつけ、自分と他人を比べ、自分を卑下したり、他人をうらやましがったり、囚われたり、固執したりする。しかしそれらはすべて妄想であって自ら作りだした悩みや苦しみの元となっている。自分の中で勝手に決めつけ、ありもしない未来に囚われる。妄想を断ち切り、自分にできることに専念することが「莫妄想」となる。合掌

たとえば、炎は空に向かって昇り、水は低い方に流れます。果物の中には、酸っぱい物もあれば、甘い物もあります。法爾の道理とは「動かしようのない自然の道理」を表します。私たちも自然の道理の中に生かされているという事です。御仏の救済も道理にかなえば叶うという事です。お念仏に励みましょう。−法然上人の言葉−

他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ。                           −トルストイの言葉−

 「和顔(わげん)愛語(あいご)」は、「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はやさしい言葉。つまり、文字通り、笑顔で愛情のこもった言葉で話すことです。この言葉は『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に出てくる言葉です。
 法蔵(ほうぞう)菩薩(ぼさつ)が阿弥陀仏になるために修行に励んでいるところで、「和顔愛語にして、意を先にして承(じょう)問(もん)す」とあります。現代語版では「表情はやわらかく、言葉はやさしく、相手のこころを汲(く)み取ってよく受け入れ」と訳されています。
 人間関係にはとても大切な態度ですが、心に余裕がなければなかなかできるものではありません。現代のような殺伐(さつばつ)とした世の中では、なおさら必要ですね。

般若心経では「色即是空 空即是色」という風にフレーズが続きます。
「この世のものすべてには実体がなく、同時に、その実体のないものが縁によって、私たちの目に見える存在になっている」という意味です。
色は刻々と変化します。そこに存在があるように見えて、つぎの瞬間には変わってしまうような存在であるからこそ、空(くう)であるとしたのです。その空(くう)もさまざまな縁があるから存在が見えるという意です。「諸行(しょぎょう)無常(むじょう)」=もろもろの行いは常に無である。昨日・今日・明日の自分も少しずつ変化をしている。留(とど)まることを知らない、まさに無常を説(と)いています。


























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